お好み焼きの日

10月10日、
日本では ジュージューと焼く音にちなんで この日はお好み焼きの日だと、数日前にネットで知ってひとり大笑いした。
発案してくれた方、ありがとう、
お好み焼きの日ができるなんて、とっても嬉しい。スタッフにも教えてあげよう。

うちでは広島風のお好み焼きを出している。
夫も私も広島出身で、お好み焼きとはきってもきれない。
カリフォルニアに来てから、大阪風を出す店はあっても、広島風は殆ど見かけないからと、「お好み焼き屋」を初めは目指していた。
町角でおばちゃんが切り盛りしているような、そんな懐かしい風景を再現できたら楽しいなあ、と夫は言っていたのに・・・

まず、お好み焼き一筋は無理がある、と沢山の人から助言があった。
夫はアメリカに来たころから5年間、スシ屋で働いて アメリカバージョンのおスシならできる、ということでおスシも出すことになった。
でも、それが良かった。

年を追うごとにお好み焼きのファンも認知度も上がっていると感じるけれど、やっぱり時代の後押しか、おスシの人気にはかなわない。

お好み焼きの注文は、冬には4割近いこともあるけれど、だいたい全体の3割。
けれど、老夫婦がお好み焼きを間にして、赤ワインで乾杯している様子を始めて見たときには、ちょっと感動した。
年配の方は、まだ生魚や、おスシそのものに抵抗がある人が多いけれど、お好み焼きは青のり以外、材料がどれも馴染みのあるものばかり、ソースも好まれる味だし、おスシよりも とっつきやすい。
この時ばかりはお好み焼きに更なる可能性を感じた。

町角でおばちゃんがひとりで・・・なんて言っていたけれど、いまやシフト制で24人のスタッフが働く店になった。
一年のうちで一番忙しい日はバレンタイン・デー。たくさんのカップルが愛を語るために来てくれる。

実際、今でも夫はときどき言う。
「ただのお好み焼き屋のおっちゃんになるはずだったんだけどな?」
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by S_Nalco | 2010-10-10 19:22 | メニューの周辺
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