自分にOK!を出す。

私たちは無事、レストランをオープンしてからも、West Companyとはその後、1年間お世話になった。
そのころには仲間意識で繋がっていたWest Companyのスタッフに、何かあれば相談することができたのは心強かった。
クライアントでいられるのは、レストランがオープンするまでだとばかり思っていたから、
「きちんと最後まで自立を見届ける」態度になるほど、と思った。

生活保護においては 店をオープンして、わずかでも利益が出、それがコンスタントになるまでの8カ月間、貰った。
従業員にきちんと給料を払い、自分たちは生活保護をもらっていたのだから可笑しい。

8カ月後に思い切って、生活保護を辞めたときに躊躇がなかったかと言えば、そうではない。
何の保障もない水商売、いくらでも不安の材料をあげることはできた。
けれど、どこかで「もう、大丈夫」と言える決断を自分でしなければ、いつまでたっても店の成長も望めない気がした。

そしてその後、初めての新車を購入するときも、店のビルのときも、家のときも、同じように、自分でそれを手に入れることを自分に「オッケー」と言う決意をすることで、宇宙は私たちに必要な豊かさを、もたらしてくれてきたと思う。

それにしても 生活保護を支給されるところから自立の道まで、これほどのシステムが整っていながら、この国ではホームレスや困っている人が多いのはどうしてなんだろう。
町には有志による、フリーで食事が出来る設備や、低家賃で借りられるアパートもある。

私が生活保護をもらっていたとき、食料を購入するのためには専用の紙幣があった。
その紙幣は普通にスーパーマーケットで使えるのだが、酒類だけは購入することができない。
買い物先でホームレスがお金を無心に来たとき、私はその紙幣を渡した。
すると彼らは 本当のお金が欲しい、と言う。

「何故?お腹がすいているんでしょう?これで買えるわよ。」

私は彼らが私がおすそわけしたお金で お酒を買ってしまわないよう、あえてその紙幣を渡す。
サポートを有効に使うには目的が必要なんだ。
でも誰かのために、その目的を見出すのはWest Companyだってできやしない。

何を人生に望むのか。
それを見つけられる人と、そうでない人の違いはどこにあるんだろう。
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by S_Nalco | 2010-10-29 16:11 | 成長
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