Everything is connected 2

「よし!」と気合を入れたその日の午後に、
日本の被災地にある高校に
支援金を送りたいのでスポンサーになって欲しい、
と地元の高校から電話があったのは前回に書いた。

次にあったのは、
地元の和太鼓のグループが、
被災地に義援金を送るために公園で催したイベント。
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実はこのイベントでは、
日本人である私に
始まりの挨拶をして欲しいと連絡があったけれど、
それは丁重にお断りさせて頂いた。

そのかわり、私もそこでテーブルを出して、
ドネーションの為のT-シャツと、
トートバッグ、リストバンドを売ることにした。

数少ない地元の 他の日本人にも声をかけると、
彼女たちも、快く応じてくれて、
それぞれに自分の作るアート作品などを売って、
全額支援金に回してくれた。

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さて、このT-シャツは、
サンフランシスコから遊びに来ていた友人が着ていたのを見て、
すぐに連絡して取り寄せた。

日本人女性のグループがオーガナイズしていて、
T-シャツや、バッグなどの売上は、
支援金としてサンフランシスコ領事館を通して被災地に送られるそう。


だから、私は今回の和太鼓グループが
支援金を直接送ろうとしている町(大槌市)にも、
何かできることはないかと思い、
墨で、和紙にそれぞれのお好みの文字を書くことにした。

小さい子供たちからは、
自分の名前を書いて欲しい、というリクエストが多かったけれど、
若い男性は、
「栄光」とか、「平和」という文字を書いて、
それを入れ墨するときに、持って行こう、なんて言う人もいた。
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ドネーション金額は決めていなかったけれど、
こんな和紙一枚に何ドルも入れてくれて、
しかも、何も言わずに通りすがりに
10ドル、20ドル札を 
ドネーションBOXに入れてくれる人もいて、
胸がいっぱいになる。

わずか3時間足らずで、
私はT-シャツ21枚とトートバッグ全部を売って、
リストバンドは実は届いた時点で、
うちの店のスタッフが全部を買ってしまっていた。

和太鼓のパフォーマンスは、アメリカ人ばかりのグループ。
数年前に結成されたばかりなのに、
チームワークも威勢もよくって、大好きだった。
他にもアフリカン太鼓など、いくつかの太鼓グループが 
日本のために集まって、演奏してくれた。
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イベントが終わったあとで、
太鼓のグループに集まったお金を持って行った。

するとそこにいた人が、
「今日はこのお方の新しいお家を見つけてあげようと思って、
連れてきたの。あなた、連れて帰ってあげてくれる?」
と言って、私に差し出してくれたのが・・・
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気持ちがふわりと溶けました。
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by S_Nalco | 2011-05-09 16:13 | コミュニティ
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