Sundays in the Park

6月から8月のあいだ、
町の大きな公園で
市が主催する毎年恒例の
野外コンサートが隔週の日曜日に催される。
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「この夏こそ、のんびりしようね」
と、毎年夫と言うけれど、
お客さんや、市役所からの催促で、
結局毎回、お店からブースを出している。

でも、レストランとは違ったシチュエーションで
お客さんと触れるのはとても新鮮。
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こういうときには、手早くできる
シンプルなメニューが一番。
カリフォルニアロールなどを巻いて、
出していたこともあったけど、
去年は竹の皮でできた小さなカップに
ちらし寿司を入れて出したり、
冷やし中華や、
毎年いろいろに試している。
(そういえば、最初の年は、移動式鉄板を夫が作って、
お好み焼きを焼いたこともあった、力が有り余っていた頃・・・)

今年は、これまでで一番評判の良かった、
どんぶり風のちらし寿司をすることにした。

おととしこれをやったときには、
マグロ、カニ、ベジタリアンの3種類メニューだったけれど、
今年はさらにシンプルにして、
マグロ入り、とベジタリアンの2種類。
ありがたい事に、とても盛況でふたつとも同じくらい出た。
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コンサート会場では、地元のワインやビールの他にアイスクリーム、
ポップコーン、ホットドッグ、ハンバーガー、から、
インドカレー、ギリシャ風のフードブースが立ち並んでいる。


さて、このちらし寿司を
野外コンサートで提供する私の楽しみは、
プラスチックではなくて
陶器のどんぶりを使うこと。
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お持ち帰りの人には
もちろんプラスチックを使うけれど、
たいていはその場で食べてしまう人ばかり。

だから3ドルのデポジットを貰って、
器を返しに来た人には3ドルを返金する。
そういうシステムにしている。

エコが大好きな町の人たちは
とても喜んでくれるし、
私たちは食べたあとのお客さんの笑顔を確認することができるしで、
後片付けの苦労はそれで帳消し。

しかもこういった行動が、
店のポリシーとしてお客さんの記憶に残ることが 
店にとっても一番の財産。

お客さんの中には 
普通、3ドルでは購入できない
器を目当てに戻ってくる人も。

「コレクションしてるの」と様々な柄の器を見ながら、
「今度はこの柄の器を使ってね」
なんて楽しみが広がって。

お陰で今年は1/3以上の器が戻って来なかったけれど、
それも計算のうち。

誰かのキッチンに
そのどんぶりが置いてあって、
夏の思い出として
話の種になっていれば嬉しいな。
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by S_Nalco | 2011-08-29 04:41 | コミュニティ
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