現代版、マスターの教え

「銀座まるかん」の社長、
斉藤一人さんが 若い弟子に伝授した教えの記録を読んだ。

「斉藤一人の道は開ける」
永松茂久・著
現代書林
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一人さんの愛の溢れる経営・人生哲学と、
それを自分のビジネスに当てはめながら考える著者とのやりとりで、
商売とは無縁でも、
ぜひ読んでみて欲しい一冊。

私自身は、この本を読みながら 
これまでの自分の8年間を省みて、
本当にその通りだった、と思うことや、
そうだったのか、と気張っていた肩の荷が下りる話、
そして読後、益々明るく 軽い気持ちになった。

「ひとつ、笑顔、
ふたつ、うなずき、
みっつめ、ハッピーな言葉、
この3つさえあれば大丈夫なんだよ。」

一人さんに会うために、九州から勢い勇んで上京し、
小難しい成功のテクニックや秘密を期待していた著者は、
はじめの一人さんとのレクチャーで、
この3つを聞き、がっかりしてしまう。
(日本一の実業家を目の前にして!笑)

素直に人の話を聞く、
「指導される力」、というところから始まった
一人さんの末っ子弟子の著者も
本書の後半あたりでは、
一人さんからの
「天はじっと見ているよ、これは本当だよ」
の言葉に、
「忘れません」
と即答する。



私にもメンターと呼ぶ人がいる。
彼女は自身の仕事を引退したあと、
乞われて日本でも有名な服飾メーカーのCEOを
数年した経験を持つ人だった。
(どうしてこんな人が私の住む小さな町に!?)

彼女から私が教わっていることも、特別なことではない。
小さなことをおろそかにせず、そこにフォーカスしていくこと。
当たり前のことをきっちりやっていくこと。

この考えは自分のビジネスに当てはまらない、
などと
せっかく教えてもらっても、
彼女のシンプルかつ堅実なアイデアに
それこそこの著者と同じで
「成功のテクニック」を聞きたいと期待していた私は思ったものだった。

けれど実際、彼女の言うポイントをしっかり抑えていくうちに、
自分たちに必要だったのはこれだったんだ、とわかった。


巻末の「道は開けるノート」は盛りだくさんで、とても親切。
「学ぶときはいったん自分の「我」を抜いて素直に聞く。
 これを「指導される力」という」
「結局のところ、男は女に育てられる」
「出会いは遠くでなくて今、目の前にある」
「誰かに喜んでもらったとき、人は自分の居場所を見つけることができる」
「楽しく機嫌よくしているとなぜか必ずいい方向へ向かっていく」


具体例満載のこの本を何度も読み返せば、
幸せな人生へのメンタリティをしっかり取り込むことができる。
もちろん、本人に「指導される力」があれば、の前提で。
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by S_Nalco | 2011-10-03 08:32 |
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