エコとコミュニティ

地元の小さな小学校の生徒と先生の希望者に 週一度、おスシを届けている。

使いまわしのきく、タッパーを使っているので
ランチタイムが終わるとそれらを取りに行く。

100%と言っていいくらいキレイに食べてくれている
(アメリカ人の子供にこんな光景は珍しい!)
からっぽのタッパーを見るたびに、

「今日も喜んで食べてくれたんだ」
と、心がほっこりする。

そのことをFACE BOOKに書いたら、

「お店のテイクアウトにも、
もっと環境に優しいコンテナーを使ってくれると嬉しいんだけど」
とお客様からコメントがあった。

店で使う持ち帰りのコンテナーは、
紙か、サトウキビでできた容器やカップ、
とうもろこしが原料の一見ビニールみたいな袋、
なるべくプラスチックを使わないことを目指している。

けれど、おスシの容器だけは、
日系の会社からそれ専用の
使いやすくて見栄えのいいプラスチックのものが
どこよりも安く購入できるので
ずっとそれを使ってきた。

それでも、最近はアメリカの会社が
「スシ」用のテイクアウト容器として、
エコな原料で市場にどんどん出てきはじめている。

ところがこれが今使っているものよりずい分と高い。
サンプルを送ってもらってあちこちの会社を比較したり、
金額の交渉をしたりと、
商品が環境にいいからと言って、
すぐにそれに変えることができないのが現状。

なるべくお客様に安くおスシを買ってもらうための努力と、
環境に負担をかけないための努力、
それらのリサーチにはいつも時間をかけている。

話を子供たちのお弁当に戻すと、

この学校の子供たちは日替わりで、
あちこちのレストランからピザやブリトーなどを注文するけれど
全部紙皿で 食べ終わると捨てている。

おスシを食べたあとの容器をゴミ箱に捨てるのではなくて
皆んなで集めて戻す、という行為が
ちょっとでも子供たちの記憶に残ってくれればいいな、と思う。

彼らの大好きな、エビ天入りのおスシの味と一緒に(笑)。

私が小さい頃、母は買い物カゴを下げて買い物へ出かけた。
だから友達とお買い物ごっこをして遊ぶときには
必ず買い物カゴが必要だった。
近所にお好み焼きを買いに行くときには、私はお皿を持参した。

そんな光景が残っていると、
エコはけっこう近い。

それどころか、
子供のころの「ごっこ遊び」の楽しさや、
お好み焼き屋のおばさんの笑顔を思い出して、
エコに連なる、温かい記憶に浸ることもできる。
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by S_Nalco | 2011-12-19 15:45 | コミュニティ
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