今年の、3月11日にあわせて、 フクシマの子供たちへの寄付を募るパーティを、 サンフランシスコ近郊に住む友人が催した。 Fukushima Baby Project 日本からやって来たシェフのみほさんは、ボランティアでこれらの料理を 20数名分、用意してくれた。 食材を現地で集めるだけでも大変だったと聞いたけど、 彼女の創作料理は延々と続くかのように出て来て・・・ (前菜とメインをあわせると20種類もの料理!) 繊細さ、美しさ、美味しさ。 ほんとうに堪能しました。 その日は、私はこのパーティを主催した友人の家に 賑やかなうちに泊まったけれど、 自宅に戻って来て一日、一日と眠るうちに、 これらの料理が自分の深くに、もっと降りてくるようだった。 ああ、 みほさんの料理は、 ほんとうにお供えものだったな、 と思う。 しみじみと、 ほんとうに一日、一日、 思い出しては、そう感じるのだった。 あまり多くを語らない、 凛とした彼女が、 このパーティのためだけに日本から来てくれて 作ってくれたものを 私はその後も当分のあいだ、今度は心で味わっていたようだった。 彼女の祈り、 このパーティに関わった、すべての人の祈り、 パーティは涙が出そうなくらい素敵だった。 あれから何ヶ月も経って、 やっとここに書けるのは、 自分の中でその体験がやっと、飽和してきたから。 消化して、 昇華したから。 ごちそうさま、みほさん。 企画してくれたゆきちゃん、 ありがとう!
by S_Nalco
| 2013-05-26 15:17
| コミュニティ
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北カリフォルニアでのお気楽ヒッピー暮らしから、2003年、広島風お好み焼きとおスシをメインにした日本食レストランを開きました。3年後には店のお客様10組から支援を受けて、店の建物を購入、テイク・アウトの店をさらにオープン。町角の小さな「お好み焼き屋」をと思っていたのが、現在店はスタッフ30人のファミリーに。
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