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本から教わったこと


私と夫はビジネスの殆どを本から教わった。

はじめは自分が商売をするなんて、想像もできなかった。
自分はぜったいに向いていない、と思っていたからだ。
「見えない世界」が大好きで、私はきっと精神世界で生きていく、と信じていたし、ビジネスの世界は、スピリチュアリティとは対極にあると強い偏見をもっていた。
人里離れた山の中で暮らしたときの「清貧」思想が根強かったのかもしれない。

レストランを始めて早いうちに 私の思っている精神世界と、ビジネスの世界を繋げてくれた、ナポレオン・ヒル博士の「思考は現実化する」に出会えたのはとても幸運だった。

「成功するためにはあなたは両手を使う必要がある。片方の手は上に伸ばして無限の英知を求め、もう片方の手はあなたの成功を支えてくれる人に感謝を伝える」(ナポレオン・ヒル)

 ビジネスとか、成功とかそういった類の本の中にこういった一文が見つかるとは思ってもみなかった。

私が読んできたビジネス、成功、自己啓発などの本は、お金への考え、会社が発展、繁栄していくことの意味、豊かさの意味、果たすべき世の中への義務、を教えてくれた。
それは決して特別なことではない、私のような普通の主婦でも十分理解できる優しい、シンプルな理屈だった。そして同時に新鮮だった。それはいかにして、スピリチュアリティを現実に移し替えていくか、という試みのように 私には思えたからだ。

「お客様に喜ばれることで、お金はあとからついてくるものだ。」

すでにレストランを始めていた私がそのアイデアに従ってみるのはたやすいことだった。なぜなら私の心がすでにそれを望んでいたから。

もちろん金銭に関する不安は 初めはひどくあった。
従業員に給料は払っても自分たちは無給、という時期もしばらくはあったからだ。それでも「指針」となる信条があるのとそうでないのは全く違う。
ビジネスを通して、自分はどこへ行きたいのか、自分のビジネスはどこへ向かっているのか。
本を読むことで、そういったことを考える機会を頂いた。そしてそれらをノートに書きつけていくことで、考えが確かなものに成長していった。

人に喜ばれるビジネスというのは愛に満ちている、と沢山の本を読んで、私は定義した。
お客様、従業員、取引先、ひいては店の存在する地域社会全体が喜ぶ仕事をしていくこと、その喜びが豊かさを呼び、豊かさの輪の中にいる自分たちもまたまます豊かに、繁栄していくのは宇宙の法則だと知った。

そのためには常に自分自身が謙虚であり、世間に耳を傾け、また勇気をもって決断していくことだと教えてもらった。

これまでに読んだ、沢山の本のお陰で、今の私たちのビジネスがある。その知恵を分け与えてくれたすべての著者、先達に心から感謝している。

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by s_nalco | 2010-09-22 03:32 | 本から教わったこと