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オフィスの移転

ホーム・オフィスを
テイクアウト店の奥にあるスペースに移した。

店のほうに十分なスペースがあるにも関わらず、
今まで家の一部をオフィスにして
仕事をしていた。

時間的にフレキシブルで
仕事をしながら、
家事、洗濯が出来て、
子供たちと一緒にいられること。

ホーム・オフィスは働く主婦にとっては、
これ以上ない魅力的な仕事場だった。

思い返せば、おむつでパンパンだった私の大きなバッグの中身が、
(私は末娘のときには殆ど紙おむつを使わなかったので)
いつしか店に関することの書類にとってかわって、
その中には子供達の学校からのお知らせや、
お稽古事の道具なども混ざって
まさしく公私混同。

ホーム・オフィスのファイル・ケースの中では
銀行ステイトメントの後には、
子供達の成績表をしまうファイルが並んでいた。

それが先日、
思い立ってすべてを店に移した、

ら、

私の生活に身軽さが蘇ってきた。

店から離れて
家に帰っても、
視覚のうちにはいつも
机に積まれた仕事が目に入っていて、
私の日常には
仕事から100%離れる、
ということがなかったことに
オフィスを移した後で、初めて気づく。


丁度、
授乳をやめたとき、
身体がすっかり楽になって、

自分の本来の身軽さに
びっくりしたような・・・

そんなことを思い出した。


机や、ファイルケース、コピー・マシーン、
資料の積まれた本棚、シュレッダー・・・
そんなものがなくなって、
すっきりとしたダイニング・ルームの一角に、
赤いソファだけがポツンと残った。

そしていつしか大型テレビが陣取って、
いつも誰かがそこで寛いでいる。

家に帰っても、
これまでのように仕事をすることがなくなった今、
家事を済ませた後は、
なんとなく、
娘の部屋のベッドでごろごろしていたら、
仕事から帰ってきた夫が、
顔をほころばせる。

「ママは家にいても、
家事か仕事のどっちかだよね」
と子供が言うのを
大げさだなあと思っていたけど、

今思えば、こんなのんびりしたフィーリングの中で、
幼かった子供達と 
もっと過ごせれば良かったのに、と
ちょっぴり切ない。
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店をオープンした頃まで住んでいた家を
先日、用事があって訪ねた。
洗濯物を干していた、懐かしい庭で遊ぶ娘。
でも、今は便利な町中の生活が気に入ってます。
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by S_Nalco | 2012-05-07 14:35 | 日記